Romi diary

日常の些細な出来事や最近読んだ本などについて書いています。読む人は殆どいないので好きなことをのびのびとかけています。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

消えそうなもの

確実に薄くなっている。 なんでだ、なんでなんだ… 前にこのブログでも書いたのだが、私の右の手のひらには、ほくろがある。 そのほくろが今年に入ってからどんどん薄くなっている。 どうしたのだろうか。 これから良いことが起ころうとしているのか、あるい…

川の思い出

子供の頃友達と釣りをしていた。 近所の川で釣りをしていたのだが、なかなか釣れない。 1時間経っても2時間経っても魚を釣ることができなかった。 それでもただ友達と話しているだけで楽しかったし、始めたばかりの釣りに興奮していた。 その日も何も釣れな…

オンブレ

金絡みの争いが起ころうとしていた。 ここにいる7人のうち誰が生き残るのか、 7人のうち1人は多くの人から注目され「オンブレ」という異名があった。 男という意味のスペイン語。 彼はまだ21歳、なぜ多くの人に注目されていたのか。 彼はどんな人なのだろう…

珍しいものは、なかなか見つからない

「これ何ていう種類ですかね?」 何の面識もない人にそう聞かれた。 「何ですかね、蛇には詳しくなくて。」 私はそう言いながら、蛇にしかできないあのニョロニョロとした動きをジーッと観察していた。 パッと答えられたらカッコよかっただろうな… 子連れの…

恐怖には恐怖を

もし、彼女が優しい人間ではなかったら、今も生きていたのかな。 助けてくれる人がほとんど居ない中で、ほんのひと握りの人が気にかけてくれる。 その人達のおかげで生きていける。 ただ、そのひと握りの優しい人の中で、言葉だけではなく、実際に手を貸して…

朝ごはん

いつものように朝ごはんを食べていると、あることに気がついた。 ここ一年くらい毎日、朝ごはんだけ同じようなものばかり食べている。 ご飯にインスタントのお味噌汁、瓶詰めのシャケフレークとたまに納豆。 朝は色々準備することがあって忙しいので、ある程…

超低級ミステリー

天気が良い日に洗濯物を干していると、ズボンのポケットに何かが入っていることに気がついた。 「ああー、またやってしまった。 今度は何を出し忘れたのだろう。」 中から取り出してみると、丸まった紙が出てきた。 「レシートには見えないし何の紙だろう」 …

読書日記の読書日記

台風のニュースがテレビでよく見かけるようになり、すっかり真夏になった今日この頃。 阿津川辰海さんの「読書日記」を読んでいた。 内容は、彼の好きな作品や作家について語り尽くすというもの。 この人読書熱が凄すぎる。 特にミステリージャンルへの愛が…

思い出の味

私の近所にはあの「きたなシュラン」に取りあげられたお店がある。 フジテレビの「とんねるずのみなさんのおかげでした」の一つのコーナーである。 そのお店に初めて行ったのは小学生の時でした。 私はその頃まだ友達と外食に行ったことがなかったので、確か…

Uターン

2回目の目覚ましの音で目覚めた私は、その日行かなくてはならない場所があった。 初めて行く場所で、家からも少し距離があった。 時間がギリギリだった為、鞄を持って急いで家を出る。 ある駅で電車から降りた私は、目的地まで歩いていた。 思ったよりも時…