Romi diary

日常の些細な出来事や最近読んだ本などについて書いています。読む人は殆どいないので好きなことをのびのびとかけています。

邪魔者

時々自分の弱さを受け入れられなくなる時がある。自分の弱さが怖い。
小さな失敗なのにとても気分が滅入ってしまう。

 

何故こんなに自分の弱さが怖いのだろうか?
人間なら誰だって失敗するものなのに。


狩猟時代、飢餓や伝染病よりも殺し合いで命を落とす確率の方が高かった人類。
病気で体力がないものは容赦なく殺されていた。

 

そういった血が現代人の中にもごく自然に流れている。

プロのスポーツ選手は、少しでも良い結果を残せなければ、容赦なく邪魔者扱いされ、シーズン中ですらトレードに出されることがある。


それは今まで実績を残してきた選手でも変わらない、弱いものは邪魔者扱いされる。クリスティアーノ・ロナウドでさえ、老害扱いされることがあるのだ。

 

仕事をしている人はお金をもらっている以上、成果を出さなくてはいけない。成果を出せない人は上司や雇用主から責め立てられて、排除されていく。
邪魔者扱いする事で生存確率を高めることができていたのだ。だからこそ今でもその傾向が私たちの中にはっきり残っている。

 

私が弱さを感じることが怖いのは、弱いと言うことは「周りから邪魔者扱いされ、攻撃を受ける可能性が高まる」からなのかもしれない。

そんな生きにくい世界は嫌だ。
どこかに邪魔者扱いされない世界はあるのかな。