プラマイマイ
理想が崩れた事がありました。
友達にガーデニングが好きな人がいて、会うたびに私にもガーデニングを勧めてくる。
自然に触れることは健康的にもすごい良いことだと知っていた私は、自分もやってみようかと少し惹かれていました。
そんな時、テレビをつけてヒルナンデスを観ていると、最近は小さめの観葉植物が流行っているとやっていました。
植物を枯らしてしまわないか心配していた私は小さい植物なら育てられる気がして、とうとうホームセンターに足を運ぶことにしました。
そしてホームセンターでガジュマルという植物と土とそれを育てる容器を買い、家に帰りました。
気分も晴れやかになって、何か爽やかな生活が出来そうでウキウキしていました。
適度に土を入れた容器にガジュマルを入れると、初めての観葉植物に気分が上がりました。
しばらくは期待通り爽やかな気分になることができました。
けれどある日
コップに水を入れて、ガジュマルにあげようとしたら、その周りに沢山のコバエの死骸が落ちていることに気が付きました。
そして日に日にコバエは増えていきました。
爽やかになるはずだったのに、私の爽やかな気分はハエ色にくすんで行きました。
これが私のプラマイマイの体験です。