元気かな
私が高校生の頃、悲しいことがあった。
子供の頃から一緒に育ってきた飼い猫が亡くなったのだ。
その猫とは家族の誰よりも一緒にいた時間が長かった。
寝る時も一緒だし常に自分の後をついてくる。名前を呼ぶとしっかり返事してくれるし、
家に帰るといつも玄関で待っててくれる。
生きてきた中で一番好きな存在だった。
だから亡くなった時はとても悲しかった。
亡くなった日私は学校は休みであったけれど、外部模試があって家を出なければならなかった。
ただでさえ行きたくなかった模試がさらに行きたくなくなった。
家族の前で泣くことができなかった私は、家を出た瞬間号泣してしまった。
そして泣きながら模試の問題を解いていたのを覚えてる。
私の席の周りの人はとても気になっただろうな笑
私とその猫はたまたま誕生日が同じだった。
誕生日を一緒に迎えることで、ますます一緒に成長している感じがしてた。
今度の誕生日は何をお供えしようかな。
今も写真ではあるけれど、毎日私を癒してくれている。
本当にありがと。