この世界で一番重いものって何だろう?
私が思うに、この世界で一番重いものは物質ではなく
人からの期待だ。
私の好きな作家である村上春樹の著書に、「職業としての小説家」という書籍がある。
私はその本を読み、彼の考え方から学んだことがある。それは次の2つです。
書きたいときに書くこと。
自分のために書くこと。
この2つはに共通するところがある。
それは他人の期待を無視しているところだ。
期待というものは至る所に存在し、とても重く私達にのしかかる。その重さのせいで動けなくなり、動こうという意欲も無くなってしまう。
鬱の人は動きたくても動けない、興味があったことに対してもやるのが億劫になってしまう。
人からの期待という重りを、知らない間に背負ってしまうことで鬱になるのだと思う。
文章を書くことは誰にでもできることです。
ただ文章を長きに渡って書き続けるのはそう簡単にできることではありません。
村上春樹がなぜ長きに渡って小説を書き続ける事ができたのかがこの本を読んで少しわかった気がしました。
「今日は元気ないね。」
そう言われると、明るくいなくちゃって思ってしまうかもしれない。
特に明るい性格を褒められて生きてきた人たちはそう考えてしまうことが多い。
今日は元気ないね。
そう言われるたびに少し辛くなると思う。
明るくいて欲しいと期待する人もいるでしょう。
「期待されてない」
と考えるのはなんだか寂しい気がするけれど、実際は幸せなんだと思う。
だれかが期待に押しつぶされそうなときは助けてあげてほしい。泣いたっていいんだよって。
マスク美人なんかも、気をつけないと病むだろうな。