Romi diary

日常の些細な出来事や最近読んだ本などについて書いています。読む人は殆どいないので好きなことをのびのびとかけています。

諦め

私はマイペースでのんびり屋で穏やかな人だねとよく言われる。自分で言うことではないと思うが、自分でもそのような傾向があるとしっかり感じていた。そう言われることに対して私は特に嫌な気も良い気してなく、ただそうなのかと感じていた。


変な夢を見た。


それは知らない人に追いかけ回される夢だった。
私に対してその誰かよくわからない人は攻撃してくる。どこまでもどこまでも追いかけてくる。私も夢の中で必死になって逃げ続けた。


こう言った夢を見ることがよくあった。追いかけられる夢。
毎回追いかけてくる人は違う。拳銃持ったテロリストだったり、やたらでかくてバット持った男の人だったり。一番嫌なのは幽霊に追いかけられる時だ。

 

こう言った夢を見ると言うことは、心のどこかに焦りのようなものがあるからなのだと思う。

 

まちがいさがし」という曲の中にこんな歌詞がある。

「正しくありたい あれない寂しさ」

私は自分のことが嫌いで変わりたいと思うことが多かった。けれど変われずにいた。

変わることのできない自分に対して焦りを感じていたのではないかと思う。その焦りが夢となって現れていた。


私は自分を含めみんなが思っているような人間では無かった。
穏やかでも落ち着いてもいなかった。

みんなのイメージと違ったのは、過剰な焦りが不可解な表情や動作として現れ、それが穏やかな人のように見えたのだと思う。


私自身も焦っているなんて思っていなかった。普段からイライラすることも怒ることも全くなかったから想像もしていなかった。

深層心理では焦っていたのだと思うと、自分の感情すら感じ取れていないと言う事実に不思議な感じがした。

 

変わりたいと思っていても変われないのだとするならば、人は変われないものなのだと初めから考えていた方が気が楽だ。

良い意味で諦めることが大切。昔誰かがそんなことを言っていた。