ハチはあんなに狭い家で、何百匹で暮らしているけれど、ケンカしないのだろうか?
だれかの羽が顔に当たることなんて、あんなに狭い家で暮らしていたら日常茶飯事だろうに。
ちょっとカッとなって自慢の毒針使っちゃったなんてことないのかな?
ないのだとしたら、私たちが蜂に対して抱いている、ちょっと危険そうな存在というイメージとは違い、本当はものすごく優しい生き物なのかもしれない。
毎日自分の産んだわけでもない子供達を必死に守り育て、仲間のために餌探しに奔走する。
寿命は短いのに、必死に働いている。
ハチにとっての幸せとは家族を守ることなのかな。
蜂について詳細に興味深く書かれた「風の中のマリア」(百田尚樹 著 )という小説。
面白かったな。